破壊数展開のわかりにくい人は、後半にも書いています。
破壊数の「移行」について
テキストの解説
発生の欄で昭和47年で6が破壊されています
次に3月でも破壊されています。
さらに、月一日傾斜でも破壊されています。
つまり、合計3カ所で破壊が発生しています。
これを各場所の全ての場所で6の3重破壊にします。
利中はは、同じ数字なのに場所が変わると破壊数が異なるのは
不合理だからです。
その他の数字は、1および7の破壊数がないもの以外は1カ所ずつの破壊で統一します。
この同じ破壊数に統一する行為が「移行」です。
Q:占う意味のある位置に、破壊数が、全部でいくつあるか数えて判断するのでしょうか?
同じような質問で、破壊数展開の記入法のページに「1カ所に破壊数をまとめる事はしません」と記載がありました。
破壊数を1カ所にまとめるとは、どういう事でしょうか?
A:6つの鑑定盤がありますが、その内の一箇所に吉数、破壊数を集約することです。
例えば、3のW破壊が2か所あるとすると、集約すれば3は4つの破壊にすることです。
このように、まとめないで、そのまま
「全体を俯瞰して」という事が大事です。
どの宮に偏っているか?
まず、どの数がどの宮で破壊されているか?
吉数があるか?が関係します。
先に宮の意味を優先、補足的に数の意味を重ねます。
この際「意味の選択」が必要です。
応える範囲が少ないと、適切な答えになりません。
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Q:破壊数は、その位置に1つでも付くと悪い意味にとらえるのでしょうか?
A:皆さんが迷われてる点です。
占う目的(占的)によります。
1つくらいなんでもないという場合と、この一つが、その人にとって
重大な意味を持ってる場合とがあります。
時の運が強いか弱いかにもよります。
時の運とは年ごとの運気の強さです。
波動でみる見方もありますが、正確ではありません。
鑑定結果+実相(実態)+経験則
実態把握と経験による判断です。
破壊数であっても
「他の方法で克服している場合」がありますので、逆に吉数であっても、
成育歴により生かされていない場合があります、たとえ、それが本命の場合でも、
実態の確認が必要です。
一つでもあるという事は、ある時点では、問題になるという事です。
イチローも三振の時があります。
しかし、人生全体から見れば、それもありうるという程度です。
人生、山坂あって当然、年を重ねると、わかってきます。
良くなるか悪くなるか?
その時々をどう処するか?によって後につながります。
破壊数だけでなく吉数にも注目する必要があります。
最近の鑑定例では、破壊数が「その人の強み」という例もありました。
つまりは、破壊数で救われているというケースです。
悪い場合に逆転の発想をするとピンチはチャンスに、
これが海運の基本的な考え方です。
タロットでは死神、悪魔、タワー、つるされ人が出てきた場合です。
ほとんどの人が、破壊数に気を取られて、吉数の働きや
逆転の発想のを見ることを忘れています。
「ネガテイブ思考に偏っているという鑑定者自身の傾向」です。
その逆に、破壊があっても、吉数なのにと、吉数を優位に考える人もいますが、
「救いたい心理にバイアス(偏り)がかかってる場合は注意。
⇒「人を救いたがる心理」を参照
どちらをとるかの全体的判断が必要です。
相談に来られる人の大半は、悩みを持ってる人なので、破壊数が働いています。
救いたがる人は、破壊数も吉数もよく見ていません。
それを解決するのが吉数の働きです。それは吉数を生かした努力をするということです。
また、破壊数であるけれど、吉数であるという場合(中宮はすべて吉数)
この場合も、中途半端な解釈をしてる場合が多々あります。
「吉凶両極端」という中途半端な判定は、してはいけません。
吉とする内容と、注意すべきところを指摘します。
既知数は重なると逆に悪くなります。
易の解釈参照。
大抵の人は「吉凶判断の偏り」があります。
性善説(女性がこの傾向)
性悪説(男性がこの傾向)
★鑑定にはバランス感覚が、大切です。
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Q:破壊数が、沢山あるのが気になります。
A:最初は、だれも、そういう印象を持ちますが、一つ一つには、それぞれの意味があり、特定の個所に
固まりやすい性質があります。
また、破壊数というのは、自分の弱い点なので、一つの警告です。
誰も自分の弱い所は、認めたくないという考えを持ちますが、
課せられた課題と思うのが素直な取り方です。
いかにそれを乗り越えるかが人生の課題です。
落胆していては、前に進めません。
成功している人は、良い数字ばかりでは、ありません。
端的にいううと、悪いのが普通です。
松下幸之助は病弱で、寝てばかりいました。
他にも有名な経営者に破壊数が多くある人はたくさんいます。
時には、破壊数が強みになります。
Q:ほとんどの数が破壊のとき、鑑定しにくく感じます。
著名人の鑑定は、背景も分かっているため、何となく鑑定できるでしょうが、初見の人物の
全体的な事はどのように鑑定するのでしょうか?
A:多重破壊は弱点として明確になります。
ほとんどの中宮数が破壊の時は、まずは「性格のむつかしさ」ととらえます。
そして、相談内容に応じて、凶の部分としての解釈をします。
中宮全破壊で、吉数のない人で医療事故にあわれた人で見事に司法試験に合格した人もいますし、
吉数は1か所のみで、名経営者になっている人もいます。
⇒究極の開運法参照 要はその人の生き方次第です。
生き方に作用するものは何かを知ることがアドバイスにつながります。
A:6つを統合して見る時に吉数と破壊数が同じ数だったり、 破壊数、吉数でも破壊数でもない数があったりなど、 組み合わせが様々ですが、どういうふうに解釈すればよいか
迷うことがあります。 Q:まず重視するのは吉数、破壊数、
吉、凶が重なってるのや、どちらでもないものは補助的に見ます。 どちらでもないものは名前を変えて吉数にするか 吉数と同じ行動をするかにより必要に応じて生かすことがあります。 吉、凶重なってる場合は、凶意を中心に見る場合、「少し注意したほうがいいですよ」、 吉を見る場合、「可能性はありますが、この点に注意して」と言います。
Q:「破壊数と吉数の数の関係をどう判断するか」の判定基準は?
A:例えば1か所でも破壊数がある時の判断、その人、その時により致命傷となる場合もあります。
破壊数があっても、吉となる場合もあります。
ノーベル賞受賞の時に、離宮が破壊数でもあり、吉数でもあるという時、脚光を浴びては
いるがイライラしているという事もあり、過去の業績に対してなので、当日は、良い数が出ないこともあります。
よく聞かれるのは、何か所あると、悪いと判断するか、しないかという事ですが、
こういう場合に「ケースバイケース」です。
といっても納得はされませんが、
これが「鑑定の妙味」「面白さ」です。
「こんな状況(破壊が沢山ある)で、よく頑張っておられますね!」という場合もあります。
こういう場合、本人の意志だけでなく、家族周辺の助けがあったり、他の要因が絡んだりと、
簡単には判断できない場合もあります。
艮宮が1か所9のW破壊と、5が2か所だけで、他に破壊数なしで、両親が、早く亡く
なっている場合もあります。
この場合は5の作用です。
当の本人は、ダメージを受けていません。
すごく悲しむ人もいます、この場合は占的になりますが、前述の場合は、占的は別件になります。
兌宮が9の2重破壊という夫の場合、奥さんは「うちの主人は短気では、ないです」
と言いましたが「当の本人は、私は短気です」といいました。
つまり、強い妻の前では、短気は出せないという事です。
中には親の抑制の影響を受けている人、我慢強い人の場合は、現象が現れにくい場合もあり
ます。
過去は、非常に短気だったが失敗が作用して、今は、穏やかという人もいます。
仕事を始めたらよくなったというケースもあります。
本質は、変わらないが状況は変わった、つまりは環境の影響です。
この辺を勘案しなければなりません。
同じ兌宮に破壊数と吉数がある場合、人間関係は良くないが、金運はあるという場合が、あります。
こういうケースがあっても不思議ではないですが、これを理解できない人がいます。
つまり同じ場所(宮)で相反する解釈をするのは矛盾してるという考え方です。
同時に観ようとするから矛盾を感じるので、別々に観ればよいことです。
また、こんな人は、世の中にたくさんいます。
破壊数や吉数は、その人の「色どり」です。
傾向は出ますが、その人によって現れ方は、様々です。
破壊数が、そのまま凶意にならない場合もあります。
例えば5の破壊、強気が必要な場合は役に立ちます。
6の破壊、ポーカーフェイスが必要な時に役に立ちます。
破壊数展開のわかりにくい人へ
お分かりにならない理由は「考えすぎ」です。
混乱するほうにエネルギーを使っています。
不安感が根底にあるとそうなります。
「あ」を「あ」と言います。というのを何故??と考えるようなものです。
ダイアナのページは説明もなく、いきなり破壊数展開したものを示しているので、たまに悩む人がいます。
最近もおられましたが、ごくごく少数です。
大抵の人はそんなものか、また先に行けばわかるだろうと考えます。
不安感の強い人几帳面な人が陥ります。
作る側も考えて作っていますが、このページでは「傾斜表がメイン」なので説明するスペースがありません。
吉数に関することも同じです。
透明な水の入ったコップに赤い絵の具を入れます。
これを混ぜると全体が赤くなります。
消費税10%になれば全国すべて誰でも10%に変更します。
これと同じです。これはなぜですかという問題ではありません。
物理的に同時限で同じにできない作表の場合は人為的に同じにします。
同じにするという行為を「移行」といいます。
年月日、傾斜は「同じ時限」ですから、同じにしなければいけません。
お分かりにならないところは「破壊数の展開」です。
基本は、方陣で5の対沖はバツ(破壊)、同じく干支の対沖もバツ(破壊)。
方陣の数が増えた場合に、各方陣ごとに破壊数が新たに「発生」します。
この増えた数をもとに、同じ数は、どの方陣でも同じバツの数(破壊数)に
この調整をする作業を「移行」と言います。
また、事件などが発生すると、その分だけ破壊数は加算されます。
①生まれで各法陣ごとに破壊数を記入する。
②6つの方陣の破壊数を統一する(「移行」)(同じ数はどの方陣でも同じ破壊数に)。
③新たに事件などで発生した破壊数は①と②で発生した破壊の数にさらに加えて
各数ごとに同じ破壊数に調整(移行)する
以上です。
「破壊数展開の練習」をしっかり復習してください。
訂正「破壊数展開の練習」解答のページで左「5×」が抜けています。
さらにお分かりでない場合は、最初から復習してください。
★破壊数が気になる人へ 2015年4月、安永竜夫氏(姓名数④名数②)が三井物産の新社長に就任しました。
安永竜夫氏は役員序列で32人抜きの異例就任となりました。 専務職の役員が就任する案もありましたが、幅広い業務経験があることを理由に、 当時54歳という会社史上最少の若さで安永竜夫氏が就任しました。
安永竜夫 1960年(子)12月(子)15日卯 生まれ TOP運を表す離宮が5か所破壊,2か所は名数②のトリプル破壊です。 しかも就任時は5重破壊です。 人間関係を表す兌宮9のトリプル破壊。
なぜ彼は出世できたのでしょう?
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⇒20ぺージ
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占いの理想的な条件について書いています。
スマホで見れない時は。パソコンから見てください。