アダルトチルドレン

アダルトチルドレン

正式な心理学用語ではないので私は使いませんが,,

要は、親からの正当な愛情を受けられなかったために未成熟なまま大人になった子供」

学歴や社会的地位には関係ありません。

 

「アルコール依存症の人を主にする、機能不全家族の中での、幼少期のストレス体験を受けて
育った者」という定義から離れて、マスコミなどで恣意的な逸脱した意味で流布されるようになったため、斎藤学はこの語を使うことをやめるかわりに「アダルトサヴァイヴァー」を用いるようになった。

信田さよ子も著作『「アダルト・チルドレン」完全理解』を刊行、

近年では「幼少時代から親から正当な愛情を受けられず、身体的・精神・心理的虐待または過保護、
過干渉を受け続けて成人し、社会生活に対する違和感があったり子供時代の心的ダメージに悩み、
苦しみをもつ人々」を総称して、メンタルケア(心理療法)が必要な人をアダルトチルドレンと呼ぶこともある。

 

アダルチルドレンの主なタイプ
 
マスコット(ピエロ、クラウン、道化師):おどけた仮面を被って不安を隠してきたタイプ
外面 - 過度にかわいく子どもっぽい、家族の笑いと関心の対象、か弱くて保護を必要とする
内面 - 自己評価が低い、恐れ、孤独、無力感
言動 - ふざけ、ユーモア
弱点 - ひょうきん、ストレス処理が下手、いつもヒステリー寸前
長所 - 人あたりがいい、良き友人となる、頭の回転が速い、ユーモアのセンスがある、有能
 
ケア・テイカー(世話役):親や周囲の面倒を見てきたタイプ
リトルナース:家庭の問題をサポートをしてきたタイプ
イネイブラー:家事介護など家の中の用事をしてきたタイプ
プラケーター:家族の仲介役をしたり、慰めたりしてきたタイプ
 
外面 - 優しい子、思いやりのある子、聞き上手
内面 - 自信のなさ、責められてると感じやすい 、正当な欲求を押し殺す
言動 - 周囲の役に立つように頑張る、困っている人を放っておけない
弱点 - 自分がない、一線を引けない、依存されることを追い求める
長所 - 努力家、責任感、道徳感に秀でる、世話見がよい
 
プリンス・プリンセス(意思のない人形):周りの望む通りに生きてきたタイプ
面 -良い子、自慢の子、気の利く子
内面 -自分の考えに不安が強い
言動 -周りの期待通りの行動をとる、他者に合わせることで自分の居場所を確保
弱点 -周りに流される、選択を失敗した時は他人のせいにする、自分と他人の考えが違うと自分の考えを否定
長所 -人が望むことを察知することが得意、指示をこなすことに長けている、失敗しないように他人の話をよく聞く
 
ヒーロー:家族の期待を一身に背負ったタイプ
外面 - 小さな親、小さな大人、生真面目、努力家
内面 - 心の傷、不適応感、罪悪感、過剰な自尊心
言動 - 他者に自分の評価を押し付け尊敬を得ようとする
弱点 - 仕事依存、依存的な人と結婚、人を支配し操作、完全主義
長所 - 自身の失敗を許容、自己に厳しく他者に寛大、管理職の適性
 
スケープ・ゴート(身代わり):家族の問題を行動化するタイプ
外面 - 反抗的、陰気、反感を買う行動、張り合わない
内面 - 心の傷、見捨てられ感、怒り、拒絶、不適応感、低い自己評価
言動 - 問題を起こし注目を集める、自虐自傷自罰行為、自暴自棄
弱点 - アルコール等依存傾向、問題児、年少妊娠や犯罪の傾向
長所 - 現実の直視、立ち直る勇気、人を助ける力
 
ロスト・ワン(ロスト・チャイルド、迷子、いなくなった子):存在しないふりをして生きのびたタイプ
外面 - 顔を見なくても誰も気にしない、無口で陰気
内面 - 孤独、傷つき、見捨てられ、恐れ、あきらめ、挫折感
言動 - 少なくとも手がかからない、心配させないという意味では良い子
弱点 - 優柔不断、孤独、「NO」と言えない、行き当たりばったり
長所 - 自立している、才能豊かで創造的、はっきりしていて決断力に富む


以上 wikipediaより引用

インナーチャイルド