勉強中の皆さんのページ②

Q:古典(陰暦)で1月は前年度という解釈がありますが、干支も前年度になりますか?

 

A:原則的に1月前年度説は、暦が不正確なので、次年度になっても前年度のまま1月が、

来てないというという事です。

旧態前とした矛盾した感覚をそのまま受け入れるか現実を受け入れるかの違いです。

 

陰暦では、2017年度11月は、中宮⑧、12月は⑦(逆順なので)

では、1月前年説では,⑥にならなければ、いけませんが、⑨になります。

⑥にしているのは次年度1月の計算、つじつま合わせのごまかしです。

1月を13月として、つじつま合わせをしている者もいますが、

月の干支は循環なので12月の次は1月の位置です。

2018年1月の小室圭の母親スキャンダルは1月今年度説でないと説明できません。

1月前年度説は、陰暦の不正確な暦では、月数が足りなくなったという事です。

 

もともと十二支は、十二年で天を一周する木星の軌道上の位置(天の位置)を示すための任意の数詞でした。

つまり十二支は「年」を数える数詞だったのです。

やがては「月」や「時」を数える数詞などにも用いられていきます。

という事は、1月は1月として見ないと、年数が足らないから前年度という考え方はおかしいのです!

 

古典を習った人は、古典が正確でゆるがせないものという前提で習っているので、

抵抗を感じますが、実占では、考え方を変えなければいけません。

 

Q:部分的な解釈で、全体の解釈をする事でよろしいですか?

 

A:間違いです、偏りの解釈になります。

占的(占う目的)に即するという事と、総合判断が大事です。

習うとすぐ自分に当てはめて、悪い意味の解釈をする人がいますが。十分わかってからにしましょう。

 

Q  :特殊傾斜、例えば1-1は、何故9になるのですか?

 

これは、発案者の経験則なので、理由は特にありません。

 

Q:破壊数はその時々により強弱の変化がある、という事とは?

Q:吉凶両端という解釈を避ける考え方
 
吉凶両端という解釈では、相談者にはわかりません。

相談者は、ジャッジを求めています。どちらかの判断が必要です。

判断の目安は本命数の強い年とか、月、の強い時などです。

または、過去の功績などの良い影響を受けているときなど。

例えばバブル時代は、みんなが経済的に恵まれるように、

運勢のリズムの強い時は破壊数の影響は小さくなります。

そして何等かの原因がないと悪い時期でも免れることがあります、

ただし、油断すると悪い結果を招くことがあります。

 

全英で優勝した女子プロゴルファーの渋野日向子が優勝した時の事例は参考になります。

 

失礼ですが、算命学、四柱推命の人は特定するということに慣れておられないので

躊躇される場合がありますが、特定しないと相談者は満足しません。

宿命論的に悪く解釈しすぎる傾向もあります。

悪いが、しかし,,,,,この先が腕の見せ所です。 

  

:山本デザイナーの問題について。

①平成21年、倒産の危機の年について、本命8が坤宮にあり、これは「準備の年」で
あるという解釈。また、「の7(坎宮)が足下吉数」となる場合、これは翌年、
坎宮に本命8が来て、翌年が吉となることを暗示しているという事でしょうか。

 

:7は切り替えるという意味があります。

翌年、坎宮に本命が来るという事は安定運です。
基盤を整えば可能性が出てくるという事です。
暗示しているという事は確定ではありません。
どうするか否かの行動が、今後を決定します。

 

:②本命8が飛泊するたび、翌年に入る宮には吉数7が必ず飛泊することになり、
山本氏は常に翌年は吉となるでしょうか。

 

:前年度の対応次第です、破壊数も変化します、必ずということでは、ありません。

 

:③「本命が震に来る年は経営が危なくなる」という事でしょうか?
1981年酉年は確かに、震宮に本命8が来た場合、震宮に酉年の破壊が付きますが、
その他の年には破壊はつかないのでは?

 

:必ず震宮に破壊がつく年が来ます。

例えば、H29年は、1の酉年、8の破壊のあった年です。

また、震宮に破壊がなければよいという事ではありません。
H30年は事業運の個所、坤に8の破壊が来ています。

ただし、安易に坤宮を事業運と解釈しないように、意味は薄いです。
財運に破壊数が来る場合もあります。

対処の仕方が悪いと、破壊が付かない時が来るまでに、悪くなります。

 
:④破壊が震宮に入ると、そういった凶意があるのはなぜなのでしょう。

 

:何故というより、これが運命の法則です。という以外ありません。

実際経験すれば、よくわかります。

検証していけば現実だとわかります。
希望運が破壊、技術的にも行き詰まる、という意味になるからです。
凶意は凶意で、良いとは言えません、あくまで対応の仕方次第です。
「窮すれば転ず変ずれば開かれる」という事。
タロットでいえば「逆さ吊の男」

「タワーから落ちる人」のカードが出た時の
解釈に似ています。隠れた吉です。

似た相談がありました。
通常は、非常にやる気のある本命8の人の例で、昨年は仕事をする気がしなくて
1年引きこもったといっています。
今年は、泣きながら会社に行っているといっていました。

2年後にはよくなります。耐えるときです。
※その人の人生背景によります。
「再来年に好転する」と言ったら、そういえば、よい話が待っているといっていました。
同じく本命8の人で、良く頑張る人が、病気で休んでいます。 

 

 Q:基本的に姓名数、名数、年、月、日は、吉数でもこれが破壊している時は、

破壊数の意味合いもあるという理解で宜しいですか?

 

A:その通りで、本来は、破壊してないけれどという意味です。

 

Q:もし、吉数なのに破壊数がいくつかある場合は、破壊の意味が強まるのでしょうか?

 

A:その通りです。

 

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